ブックオフ。

2005年1月7日
仕事帰りに寄ってきました。
たった720円(税込み)で本が5冊も買えるなんて、ほんとあそこはブックジャンキーの約束の地なのだろうか……いや、書籍愛好家から見ればある意味モルグだが。
そう考えてみれば、モルグを巡って安置される遺体(本)を眺めてはニヤニヤする私はサラ・ベルナール?
それってステキやん(激しく間違ってる)。
 
 
あ、そういえばそんな(本=死者、図書館=墓地、司書=墓の番人……と繋がる別世界の話)ファンタジー小説があったな。お義兄ちゃんからもらってきたのにまだほとんど手をつけてなかったような気がする、その本。
よっしゃ、まじめに読もう。
 
 
 
<今日買った本>
●平時の指揮官 有事の指揮官(佐々淳行)
●宮沢賢治詩集(中村稔 編)
●ディズニーリゾート 150の秘密(TDR研究会議)
●色彩心理学入門〜ニュートンとゲーテの流れを追って〜(大山正)
●VOW全書2
 
……なんだこのとりとめのなさは……そしてめっきり小説分野から足を洗って久しい今日この頃。ほんと数えるほどしか読んでない。一番最近読んだのが、遊上先輩から1年以上かりっぱなしにしていた『ライオンハート』(恩田陸)だった。あとは知人の本と、二次創作ぐらいしか、ストーリー物を新規で読んでいない。
読み返しはたまーにするんだけど、新規開拓をする気力がめっきり萎えてねぇ(元々自力での新規開拓をほとんどしない人間ではありますが)。
しかし、その読み返しのラインナップもどうかと思うよ? 的な物ばっかりなのでなぁ……
試しに羅列。
●マダム・エドワルダ/眼球譚(ジョルジュ・バタイユ)
●高丘親王航海記(澁澤龍彦)
●塩野七生がらみの物語性の強い作品もろもろ(『愛の年代記』とか『サロメの乳母の話』とかね)
●薔薇の名前(ウンベルト・エーコー)
●アーサー王の死(トマス・マロリー)
●ステーシー(大槻ケンヂ)
●帝都物語外伝 機械童子(荒俣宏)
 
これが去年下半期ぐらいで読み返した、いわゆる『物語』・『小説』というジャンルに入るブツ。少なすぎ。
鍛え直すかなぁ。
遊上先輩から借りた大槻ケンヂの本に引用されていた、北方謙三の言葉、
「死にたくなったら読書100冊、うち2冊は太宰治、だが太宰は続けて読むなよ」
を実行しようかと本気で検討中。
 
 
 
 
 
 
余談ですが。
『ステーシー』はホラーとかグロとかではなく、純愛&癒し系小説だと信じて疑わない私は間違って……るんだろうな、やっぱり。
でも、あれはすごい癒されます。人間関係に疲れた時にすごく読みたくなる。特に『ステーシーの美学』の章が最高。
 
でもだからって、あなたが人間関係に疲れた夜に、ふと私の言葉を思い出して『ステーシー』を買ってくるなんていう真似はしない方がいいと思います……オススメしません(汗)

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