しょっぱなから日本テレビのかーなーり古いキャッチコピーを持ち出している訳ですが。
で、こんなタイトルをつけておいて、日記の内容はといえばネズミの海談義な訳ですが。
というわけでこんにちは。
ストームライダーのキャプテン・デイヴィスの声優さんがどーしても知りたくて、『ストームライダー 声』でググって見たところ、デイヴィス萌えな同志達をいっぱい見つけてしまって、嬉しいやらちょっとヒくやらでどーしようなアキラでございます。
で、なにを真面目に書くのかというと、昨日の日記に書き逃げした『ディズニーシーのプレショーについて』でございます。
ディズニーマニア歴=年齢とも言うべきワタクシ。
キャストとしてネズミの国に潜入した事もあるほどのマニアっぷりを、ここで発揮させて頂きたいと思います。
と言うわけで、ネズミーなんてどーでも良いという方は、今すぐこのページを閉じられた方が吉です。
プレショーというのは、ディズニーランド及びディズニーシー(以降、『国』・『海』と表記)を始めとするディズニーのテーマパークにおいて、特定のアトラクションに乗り込む前に行われる、そのアトラクションについてのショーを指します。
<例1:ミクロキッズ・アドベンチャー>
3Dシアターのエントランスホールに入場したゲスト(パークにおいてお客さんを指す言葉)。ホールのモニターには、『この先のシアターでは、これから全米発明家協会の授賞式が執り行われ、今年の受賞者は物質を小さくしてしまう光線を発明した●●●博士です』というような内容をコメディタッチで描き出すショートフィルムが流れている。
これ、一番分かりやすい例ですね。このアトラクションのプレストーリーを説明してしまう。これから体験するアトラクションをより深く楽しむ為の情報を与え、雰囲気を盛り上げ、なおかつ待ち時間の暇つぶしになる。これがプレショーです。ということは、広義ではこんなのまでプレショーに含まれます。
<例2:スターツアーズ>
アトラクションに乗り込むまでの順番待ちの為に並ぶ順路。宇宙港の出発ホールの様な作りの入り口付近には、出発する宇宙船の情報を表示や、案内ドロイドが映し出されるモニター。そこを抜けると、ドロイドが働くバックヤードに。修理ドロイドが愚痴をこぼしたり、管理ドロイドがメンテナンスラインのチェックをしたりしている。そしていよいよアトラクションが近くなってくると、搭乗に関する注意事項(飲食禁止・シートベルト着用)を映し出すモニターが。
ショーと呼べるようなしっかりした出し物はないですが、このように雰囲気を盛り上げ、暇つぶしをさせてくれるモノなんかも立派なプレショーです。いっそ、スターツアーズのキャスト(従業員)の『ハブ・ア・ナイスフライト!』っていうかけ声まで含めてしまいたいくらいです。
国の方でプレショーの行われているアトラクションとして思いつく限りでは、
<ショー形式>
ビジョナリアム・魅惑のチキルーム・ホーンテッドマンション(エレベーターの所。ここには順路巡り形式のプレショーも有)・ミッキーマウスレビュー
<順路巡り形式>
ビックサンダーマウンテン・スプラッシュマウンテン・ミートミッキー(ミッキーに会うことがアトラクションの本筋だとするならば、途中で入るミッキー・ミニーの家はプレショー扱いになります)
などなど。多分、他にもいっぱいありますね。
つまり、並んで待たなくてはアトラクションに乗れないディズニーテーマパークにおいて、プレショーっていうのは一石二鳥の効果を持った優れモノな訳です。
……訳なのですが。
どうも海の方は、国に比べるとこのプレショーが弱い。
はっきりとしたショー形式のプレショーが行われるのはストームライダーとマジックランプシアターだけ。マーメイドラグーンシアターの待合室ではキャストがいろいろ説明をしてくれますが、プレショーというよりは、単なる注意事項の読み上げ状態。
センターオブジアース・海底2万マイル・インディージョーンズアドベンチャーは順路巡り形式になってはいるのですが……確かに雰囲気は出るし、いろいろな飾り付けが目を楽しませてくれるので暇つぶしにはなりますが、どうも情報を与えるという意味ではちょっと弱い。
海はアトラクションの数自体があまり多くないので、プレショー導入アトラクションの数を国と比べるのは不公平な感じはあります。ただ、質の点においては、どう考えてもおざなり感が否めません。
<例:インディージョーンズアドベンチャー・クリスタルスカルの魔宮の設定及びプレショー>
1.設定
インディ・ジョーンズ博士が発見した南米の遺跡。この遺跡のどこかには不老を約束する『若さの泉』が隠されているという伝説があり、インディの助手であるパコが、それを売り物に遺跡観光の商売を始めた。それが、このアトラクションである。
2.プレショー
発掘途中の遺跡の中を巡ってアトラクションへと乗り込む。今にも崩れそうな彫像があったり、所々が剥がれ落ちている壁画があったり、発掘用の足場が組まれていたりと、発掘現場の雰囲気を盛り上げる。途中、インディのデスクの側を通ると、そこには様々な資料や新聞などが積まれており、1930年代〜1940年代な雰囲気を醸し出している。乗り場直前、古めかしい映写機の映像が映し出され、そこではツアー企画者のパコが、遺跡巡りのジープに乗る際の注意事項(飲食禁止・フラッシュ撮影禁止・シートベルト着用)を告げる。
どーでしょうか?
文字だけで見ていると十分な気もしますが、現地に行って体験すると、なんとなくインフォメーションハングリーな観が否めません。だいたい、例に挙げた設定にしたって、事前に買い込んだ海のガイドブックに載っていたものですから。
アトラクションの位置づけ的に、国の方でこのインディージョーンズに対応するアトラクションを探して比較してみると、このプレショーの弱さがよく分かります。
これは国で言えば『ホーンテッドマンション+スターツアーズ+ロジャーラビットのカートゥーンスピン』な訳です。
『ルーカスメイドの映画原作付きで、ちょっと怖くて、なにやらとんでもない動きをする』ということです。ま、カートゥーンスピンに関してはあまりプレショー的な物はないのですが、その他の2つと比べると、インディジョーンズアドベンチャーはちょっとインフォメーション能力が弱い。
『インディーのデスクの上に無線機があって、内部の様子を伝えてきている。なのに、連絡を受ける予定のパコが(観光客の相手で忙しくて)その場にいない。「おい、パコ!どこに行った!?」なんていう険しい声が聞こえてくる』
ぐらいのサービスはしてくれても問題ないと思うのですが。
プレショーが秀逸であればあるほど、アトラクションへの満足度は上がります。魅惑のチキルームみたいなあまり人気のないアトラクションですら(いや、だからこそ)プレショーがあるおかげで、入らないよりは入った方がちょっとトクしたというような気分になるわけです。
海での人気のアトラクションとして、ストームライダーがありますが、あれはあのプレショーがあるからこそ余計に楽しさが増しているのだと思います。個人的な印象ですが、あれは何度乗っても楽しいですね。プレショーを行うキャストの人のアドリブがあったりして、ゲストからのウケも良いですし。
では、なぜ海のアトラクションはプレショーが弱いのか?
多分これは海のコンセプトとか、狙いと関係していると思います。
海は国よりもターゲット年齢層が上です。国がファミリー向けであるとすれば、海はカップル向けの仕上がりになっていて、国よりはちょっとおシャレに…
で、こんなタイトルをつけておいて、日記の内容はといえばネズミの海談義な訳ですが。
というわけでこんにちは。
ストームライダーのキャプテン・デイヴィスの声優さんがどーしても知りたくて、『ストームライダー 声』でググって見たところ、デイヴィス萌えな同志達をいっぱい見つけてしまって、嬉しいやらちょっとヒくやらでどーしようなアキラでございます。
で、なにを真面目に書くのかというと、昨日の日記に書き逃げした『ディズニーシーのプレショーについて』でございます。
ディズニーマニア歴=年齢とも言うべきワタクシ。
キャストとしてネズミの国に潜入した事もあるほどのマニアっぷりを、ここで発揮させて頂きたいと思います。
と言うわけで、ネズミーなんてどーでも良いという方は、今すぐこのページを閉じられた方が吉です。
プレショーというのは、ディズニーランド及びディズニーシー(以降、『国』・『海』と表記)を始めとするディズニーのテーマパークにおいて、特定のアトラクションに乗り込む前に行われる、そのアトラクションについてのショーを指します。
<例1:ミクロキッズ・アドベンチャー>
3Dシアターのエントランスホールに入場したゲスト(パークにおいてお客さんを指す言葉)。ホールのモニターには、『この先のシアターでは、これから全米発明家協会の授賞式が執り行われ、今年の受賞者は物質を小さくしてしまう光線を発明した●●●博士です』というような内容をコメディタッチで描き出すショートフィルムが流れている。
これ、一番分かりやすい例ですね。このアトラクションのプレストーリーを説明してしまう。これから体験するアトラクションをより深く楽しむ為の情報を与え、雰囲気を盛り上げ、なおかつ待ち時間の暇つぶしになる。これがプレショーです。ということは、広義ではこんなのまでプレショーに含まれます。
<例2:スターツアーズ>
アトラクションに乗り込むまでの順番待ちの為に並ぶ順路。宇宙港の出発ホールの様な作りの入り口付近には、出発する宇宙船の情報を表示や、案内ドロイドが映し出されるモニター。そこを抜けると、ドロイドが働くバックヤードに。修理ドロイドが愚痴をこぼしたり、管理ドロイドがメンテナンスラインのチェックをしたりしている。そしていよいよアトラクションが近くなってくると、搭乗に関する注意事項(飲食禁止・シートベルト着用)を映し出すモニターが。
ショーと呼べるようなしっかりした出し物はないですが、このように雰囲気を盛り上げ、暇つぶしをさせてくれるモノなんかも立派なプレショーです。いっそ、スターツアーズのキャスト(従業員)の『ハブ・ア・ナイスフライト!』っていうかけ声まで含めてしまいたいくらいです。
国の方でプレショーの行われているアトラクションとして思いつく限りでは、
<ショー形式>
ビジョナリアム・魅惑のチキルーム・ホーンテッドマンション(エレベーターの所。ここには順路巡り形式のプレショーも有)・ミッキーマウスレビュー
<順路巡り形式>
ビックサンダーマウンテン・スプラッシュマウンテン・ミートミッキー(ミッキーに会うことがアトラクションの本筋だとするならば、途中で入るミッキー・ミニーの家はプレショー扱いになります)
などなど。多分、他にもいっぱいありますね。
つまり、並んで待たなくてはアトラクションに乗れないディズニーテーマパークにおいて、プレショーっていうのは一石二鳥の効果を持った優れモノな訳です。
……訳なのですが。
どうも海の方は、国に比べるとこのプレショーが弱い。
はっきりとしたショー形式のプレショーが行われるのはストームライダーとマジックランプシアターだけ。マーメイドラグーンシアターの待合室ではキャストがいろいろ説明をしてくれますが、プレショーというよりは、単なる注意事項の読み上げ状態。
センターオブジアース・海底2万マイル・インディージョーンズアドベンチャーは順路巡り形式になってはいるのですが……確かに雰囲気は出るし、いろいろな飾り付けが目を楽しませてくれるので暇つぶしにはなりますが、どうも情報を与えるという意味ではちょっと弱い。
海はアトラクションの数自体があまり多くないので、プレショー導入アトラクションの数を国と比べるのは不公平な感じはあります。ただ、質の点においては、どう考えてもおざなり感が否めません。
<例:インディージョーンズアドベンチャー・クリスタルスカルの魔宮の設定及びプレショー>
1.設定
インディ・ジョーンズ博士が発見した南米の遺跡。この遺跡のどこかには不老を約束する『若さの泉』が隠されているという伝説があり、インディの助手であるパコが、それを売り物に遺跡観光の商売を始めた。それが、このアトラクションである。
2.プレショー
発掘途中の遺跡の中を巡ってアトラクションへと乗り込む。今にも崩れそうな彫像があったり、所々が剥がれ落ちている壁画があったり、発掘用の足場が組まれていたりと、発掘現場の雰囲気を盛り上げる。途中、インディのデスクの側を通ると、そこには様々な資料や新聞などが積まれており、1930年代〜1940年代な雰囲気を醸し出している。乗り場直前、古めかしい映写機の映像が映し出され、そこではツアー企画者のパコが、遺跡巡りのジープに乗る際の注意事項(飲食禁止・フラッシュ撮影禁止・シートベルト着用)を告げる。
どーでしょうか?
文字だけで見ていると十分な気もしますが、現地に行って体験すると、なんとなくインフォメーションハングリーな観が否めません。だいたい、例に挙げた設定にしたって、事前に買い込んだ海のガイドブックに載っていたものですから。
アトラクションの位置づけ的に、国の方でこのインディージョーンズに対応するアトラクションを探して比較してみると、このプレショーの弱さがよく分かります。
これは国で言えば『ホーンテッドマンション+スターツアーズ+ロジャーラビットのカートゥーンスピン』な訳です。
『ルーカスメイドの映画原作付きで、ちょっと怖くて、なにやらとんでもない動きをする』ということです。ま、カートゥーンスピンに関してはあまりプレショー的な物はないのですが、その他の2つと比べると、インディジョーンズアドベンチャーはちょっとインフォメーション能力が弱い。
『インディーのデスクの上に無線機があって、内部の様子を伝えてきている。なのに、連絡を受ける予定のパコが(観光客の相手で忙しくて)その場にいない。「おい、パコ!どこに行った!?」なんていう険しい声が聞こえてくる』
ぐらいのサービスはしてくれても問題ないと思うのですが。
プレショーが秀逸であればあるほど、アトラクションへの満足度は上がります。魅惑のチキルームみたいなあまり人気のないアトラクションですら(いや、だからこそ)プレショーがあるおかげで、入らないよりは入った方がちょっとトクしたというような気分になるわけです。
海での人気のアトラクションとして、ストームライダーがありますが、あれはあのプレショーがあるからこそ余計に楽しさが増しているのだと思います。個人的な印象ですが、あれは何度乗っても楽しいですね。プレショーを行うキャストの人のアドリブがあったりして、ゲストからのウケも良いですし。
では、なぜ海のアトラクションはプレショーが弱いのか?
多分これは海のコンセプトとか、狙いと関係していると思います。
海は国よりもターゲット年齢層が上です。国がファミリー向けであるとすれば、海はカップル向けの仕上がりになっていて、国よりはちょっとおシャレに…
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