どうしてだろう

2003年7月16日
緩く指を開いた手のひらに乗せた砂がサラサラとこぼれ落ちて行くように。
一度手に入れた物でも、その手の内に残る物は酷く少ない。
 
だが。
こぼれて落ちた物をかき集めようとするのは、折角手の上に残っていた砂を、自ら払い落とすという行為に他ならない。

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