いやー、目出度い。

なんつったって窪塚洋介君『GO』で最年少で最優秀主演男優賞受賞。
目出度い。

窪塚君は大好きだ!!
彼があんまり老けないうちに、ぜひ『エクウス』というピーター・シェイファーが書いたお芝居をやってほしいなと思う今日この頃。
だって全裸シーンがあるんですもの(笑)。
若いうちにやってほしい。
あの傷つきやすい少年っぽさが消えないうちに。

 
 
あと、涙が流れて止まらなくなってしまったのが、『ホタル』という映画の紹介で名女優奈良岡朋子さんが言っていた台詞。
鹿児島の知覧から出撃する特攻隊がよく立ち寄っていた食堂の女主人の役をやっていたのだけれど、その奈良岡さんが映画の中で、特攻隊の青年たちのことを思い出して語る台詞が……もう。

「ホタルになって帰ってくるから、店の中に入っても追い出さんといて……って。ホタルになってでも帰って来たいって」
 
もう、駄目です。
とにかく駄目です。
しばらく涙が止まりませんでした。
この文章書いてる時点で、また思い出し泣きしてます。
他にも知覧の特攻隊をモデルにした映画といえば、『月光の夏』という名作がありますが。
他にも『大和』の最後を描いた映画とか……『はだしのゲン』とか、戦争の悲惨さを描いた名作は多いですよね。その全てが涙ナシにはみられません……(というか、はだしのゲンは私のトラウマになるくらい怖かったです)。こういう映画を見た後で、教科書にも載っている『赤いコーリャン』という小説や『ラストエンペラー』を見ると、太平洋戦争での日本の両面が垣間見られていい勉強になるっす。

とにかくやっぱり戦争は嫌だよ。
戦う人と戦わない人を分けるために『職業軍人』っていうものが出来たはずなのに、どうして一般人まで死ぬんだろう。
感情を抜きにして経済や歴史や政治の方向から見た戦争の位置付けをしろといわれればするけれど、別に今それを繰り広げようとは思わない。
とにかく今は、感情先走りでもいいから、戦争は嫌だよということで、ここは一旦終了。
 
 

 
 
そして、『GO』がかなりの賞を独占しましたが、結局最優秀作品賞は『千と千尋』なわけで。
別にその決定にはなんの不満もないし、それどころか嬉しい限りだけど。
でも、この作品とかぶらなきゃ、絶対『GO』が作品賞取ったろうなぁと思うと、ちょっと寂しい。
 
 
外国作品賞を『リトルダンサー』が取ったのも、かなり嬉しかったです。
 
 
 

とりあえず、今年の日本アカデミー賞は、私の好みどおりの受賞メンバーになって、私的には嬉しいかぎりでした。
 
 
 
 

しかし……プレゼンターの登場の時にかかるファンファーレが『オペラ座の怪人』の中でかかる『エンジェル・オフ・ミュージック』なのはなんでだったのだろう?
正しくは、第2幕のしょっぱなにかかるオーバーチュアー用に編曲されたヴァージョンなのだけれど。
アカデミー賞とはなんの関係もないじゃん。

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