モンキーパンチパンチパンチ!!
2001年9月5日 ダウントリムルパン三世の原作者の事ではない。(昨日の深夜のCGTVにゲスト出演してはいたが……)
ミッチーこと及川光博さんのニューシングルに入っているオマケの歌の歌詞の抜粋である。
昨日遊上さんの家でこの曲を聴かせてもらってから、頭の中でぐるぐる回っている。
oh〜どろぼ〜ぅ
最近、オリジナルの小説を書いていて身にしみること。
私はネタの引き出しがものすんごく少ない。
必死になって新しい情報を自分の中に入力しようとしても無駄。
一度自分の脳味噌や心の中でしっかりこなされていない情報は、紙の上にアウトプットした所で所詮元ネタを書き写したようにしか見えないからだ。
難しい。実に難しい。
大槻ケンヂ氏は、自分のエッセイの中で
「出来るだけいろいろな事を、自分の中に蓄えた方がいいよ」
と書いているが、正にその通り。
私は、20歳になったばかりの頃、見事に自分の中の蓄えが枯渇したことがあった。
蓄えだけではない。
文章そのものが書けなくなってしまった。
自分の書く文章の全てが、人真似にしか見えなくなって(実際人真似だったのだが)、今までどうしてこんな文章を書いて平然としていられたのかが、全く分からなくなってしまった。
それから1年間くらい、自発的に文章を書くことを止めた。
その変わりに、人の書いた文章を読んだり、今まで手を着けていなかったジャンルの勉強をしたり、TVで垂れ流されていた情報をメモしたりして、自分の中にもう一度新しい情報回路を作ろうと躍起になった。
お陰で、今ではまた文章を書けるようになった。
それでも、やはり自分の理想の文体にはほど遠い。
誰かの書く美しい文章を目標にするのは容易いけれど、それをしてしまうと自分が七転八倒して文章を書いている意味がなくなってしまう気がする。
真似するだけなら簡単だ。
その人の文章を一生懸命書き写して、それを自分の作りたい話筋にそって再構成してしまえば、それで事は足りる。
けれど、それでは、その中に自分がいなくなる。
自分がいる意味がなくなる。
私がやりたいのは、そう言うことではない。
自分の中から湧いて出てきた言葉で、自分の書きたい物語を綴る。
自分で書いた文章に自信を持つために。
自分で書いた文章に責任を持つために。
そのためには人の意見も聞く。
人の苦言も聞く。
それを受け止めることも反論することも、自分の書いた文章に責任を持っていたいという思いの強さに比例すると思っている。
そうでなければ、意味はない。
絶対に。
ミッチーこと及川光博さんのニューシングルに入っているオマケの歌の歌詞の抜粋である。
昨日遊上さんの家でこの曲を聴かせてもらってから、頭の中でぐるぐる回っている。
oh〜どろぼ〜ぅ
最近、オリジナルの小説を書いていて身にしみること。
私はネタの引き出しがものすんごく少ない。
必死になって新しい情報を自分の中に入力しようとしても無駄。
一度自分の脳味噌や心の中でしっかりこなされていない情報は、紙の上にアウトプットした所で所詮元ネタを書き写したようにしか見えないからだ。
難しい。実に難しい。
大槻ケンヂ氏は、自分のエッセイの中で
「出来るだけいろいろな事を、自分の中に蓄えた方がいいよ」
と書いているが、正にその通り。
私は、20歳になったばかりの頃、見事に自分の中の蓄えが枯渇したことがあった。
蓄えだけではない。
文章そのものが書けなくなってしまった。
自分の書く文章の全てが、人真似にしか見えなくなって(実際人真似だったのだが)、今までどうしてこんな文章を書いて平然としていられたのかが、全く分からなくなってしまった。
それから1年間くらい、自発的に文章を書くことを止めた。
その変わりに、人の書いた文章を読んだり、今まで手を着けていなかったジャンルの勉強をしたり、TVで垂れ流されていた情報をメモしたりして、自分の中にもう一度新しい情報回路を作ろうと躍起になった。
お陰で、今ではまた文章を書けるようになった。
それでも、やはり自分の理想の文体にはほど遠い。
誰かの書く美しい文章を目標にするのは容易いけれど、それをしてしまうと自分が七転八倒して文章を書いている意味がなくなってしまう気がする。
真似するだけなら簡単だ。
その人の文章を一生懸命書き写して、それを自分の作りたい話筋にそって再構成してしまえば、それで事は足りる。
けれど、それでは、その中に自分がいなくなる。
自分がいる意味がなくなる。
私がやりたいのは、そう言うことではない。
自分の中から湧いて出てきた言葉で、自分の書きたい物語を綴る。
自分で書いた文章に自信を持つために。
自分で書いた文章に責任を持つために。
そのためには人の意見も聞く。
人の苦言も聞く。
それを受け止めることも反論することも、自分の書いた文章に責任を持っていたいという思いの強さに比例すると思っている。
そうでなければ、意味はない。
絶対に。
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