今日はイベントの当日。

あさ一番で新刊のコピーのため、コンビニに走る。
時間的にはかなりの余裕が出来、ほっと一安心。
その帰り道……
車を置いてこようと、コンビニから私の家へ愛車のMiniで快走していたその時。
愛車の前方に見えた中央分離帯に設けられた転回(Uターン)ポイントから、なんの前触れもなくグロリア(車種です)が現れ、一時停止もしないまま、減速もせずにUターンをかまして現れました!
もうかなりグロリアと愛車の距離は縮まっており、隣に乗っていた遊上さんは悲鳴をあげております。
私は思いっきりブレーキを踏み、やはり急ブレーキで停止したグロリアの鼻先をすり抜けることに成功。間一髪で衝突も接触も回避しました。
はっきり言って命の危険にさらされました!!!
なのに相手のグロリアは、全くなんの挨拶もせず、この事態になんの反応も示さず、とっとと走り出し、あっというまに視界から消えてしまったではないですか!!
こんなことが許されていいのでしょうか!!
はっきり言って100%向こうの過失です!!
まあ、やむを得ない状況で行った行為かもしれませんが、人として、謝ることぐらいして頂いてもバチは当たらないと思います。
遊上さんと二人揃って、徹夜明けの苛立つ神経を思いっきり逆撫でされてしまい、恐怖とショックで、少々体の具合が悪くなってしまったほどでした。

兎にも角にも、時間は容赦なく過ぎて行きます。ここはひとまずイベント会場に向かわなければ……と愛車を自宅に停めると、すぐに会場へと出発しました。
家を出た矢先……なんと不吉なことでしょう、カラスの大群に遭遇。これはなにか良くない事の前触れなのでしょうか……
朝から波瀾万丈な私と遊上さんに、一筋の光明が差し込んだのは、イベント会場のあるお茶の水に着いてからでした。
到着したイベント会場のすぐ隣に、小さなお社を発見。事故りかけたりカラスに脅かされたり……と厄がついてしまったような気がしていた私達は、一も二もなくそのお社に手を合わせて、厄落としをお願いしました。

これが効を奏したのか、イベントやそれに続く打ち上げ会では、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。ネットでお知り合いになった方にお会いできたり、新しい出会いがあったり、いろいろな方にうちの拙い本をお買いあげいただいたり、本当に本当に素敵な時間をすごすことが出来ました。

準備不足で新刊のご案内もなく、ただ漫然とスペースに並べられていた本を手に取りながら、
「新刊は出てますか?」
「まだ読んだことのない本はどれだろう?」
そう言って下さる方々の言葉に、どれほど勇気づけられたか分かりません。
また、再版したうちのサークルの1冊目・2冊目の本をお買いあげ下さった方々もいらっしゃいました。また新しい出会いが生まれた……なんとも言えないくすぐったいような、恥ずかしいような気持ちでした。
お買いあげ下さった方々だけでなく、あのスペースに並んでいた本をお手にとって下さった方々全員に、頭を下げて回りたいような、本当に不思議な程に感謝に満たされた気持ちになりました。

打ち上げで同席させて頂いた皆様。楽しいおしゃべりとにぎやかな笑い声に包まれていたあの空間に身を置いていた時、確かに疲れもなにもかも、キレイに消し飛んでいました。皆様と言葉を交わせたこと、素敵な思い出です。

本の発行が出来るように、いろいろと心を砕いてくれた、私の友人達。あなたたちが私の友達でいてくれることが、本当に嬉しいです。

なんだか恥ずかしい事を書いているような気がしますが……徹夜明けの頭の中の感情のストッパーが外れてしまっているのかも知れません。でも、今日感じた感謝の気持ちに嘘は無いと断言できます。

また、今回のイベントを発案・運営された主催者の方々にも、大きな感謝を。ありがとうございました。本当に楽しい一日を過ごさせて頂きました。

あまりに色々なことがありすぎて、ここに逐一書き留めていくのはきっと無理だと思いますが、今私が「自分はとても幸せ者だなあ」と感じる事が出来るのは、今日出会った全ての人々のお陰です。
もう一度お礼を言わせて下さい。

本当に本当にありがとうございました。

「魂の叫びギャース!!もいっちょオマケにギャース!!(藤子・A・不二雄風に)」
などと叫びながら駆け抜けた今日。
良いことも悪いこともあったけれど。
ヘトヘトに疲れて、家の扉を括った途端に玄関に倒れ込んでしまったけれども。
今、私は本当に幸せです。

終わりよければ全て良し……です!!

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